3.探偵になるには


探偵になるのはハッキリ言って簡単です。わたくし元探偵ササキングは、姉の旦那の浮気調査を協力した経験から、なんとなく応募して探偵の人生が始まったのです。

ただ仕事内容は不規則で、とてもハードな面もありますので、向き不向きがあるかと思います。無事に解決した時や、依頼者から感謝される時には喜びもあります。

しかし!無事に証拠を撮っても、それが依頼者の喜びに繋がらない仕事もあります。不倫などでは、精神的にダメージを受けていく依頼者に苦痛な報告をしなければいけない事もあります。時には泣き崩れる依頼者の精神的ケアも出来なくては務まりません。


テレビやドラマなどでは有名な作品がありますし、アニメでも有名な名探偵がいます。殺人事件が起きて、証拠を集め、推理して事件を解決なんて展開です。

実際は事件現場で警察となんて事はありません。主に個人のお客様から依頼を受け、尾行・張り込み・聞き込みという事がメインで調査業務を行います。



探偵になる方法


では実際どういった方法で探偵になれるか説明します。



●一般求人情報で応募する

一番いいのは、一般求人情報で探偵事務所・興信所に就職することです。
探偵の調査範囲は多岐にわたり、さまざまなバックグラウンドの探偵を求める会社も多く、未経験者の採用を積極的に行うケースもあります。
未経験で現場に飛び込むことが可能であるのも、探偵業の良い点です。

わたくしもこの方法で探偵になりました。車とバイクが好きで、免許は持っていたのと、カメラも趣味で少し使っていたので、気に入られて採用されました。



●探偵学校に通う

必ず探偵になりたい!と熱意をお持ちの場合には、探偵スクールに通う方法があります。

大手の探偵事務所が運営する学校や通信教育など様々な学校があります。探偵に求められる技術や法律、調査に必要な機器の操作方法などを学べるだけでなく、卒業後に学校直属の探偵事務所に就職が可能な場合もあります。

未経験で勤め先が見つからなかった場合には、学校を出てから再チャレンジしてみると良いでしょう。



●探偵業を開業する

独立して開業する方法もあります。探偵業務を行うための免許や資格は必要がなく、欠格事由に当らなければ「探偵業法」に基づき営業所を所轄する警察署を通じて公安委員会への「届け出」を行えば開業が可能です。

いきなり未経験での開業は難しいと思いますので、経験者などがいれば一緒に開業し始める事は簡単です。
経験を積んで将来的には独立なんて事も可能な職種です。

探偵を開業する方法はこちらで説明しています。



探偵の仕事内容


探偵業は調査が主たる業務となりますが、調査する際に特別な権限が与えられているわけではありません。

日本と違いアメリカでは、探偵に権限が多く与えられています。
ライセンスを持っている探偵は、クレジット明細や履歴など、前科者リストなど、社会保障番号から情報検索、公共料金などの個人データ、警察関係の情報の入手や閲覧が可能になります。犯罪調査をはじめ様々な調査ができます。

しかし、日本の探偵には必須資格もない分、情報検索の権限はなく、法令で禁止や制限をされている行為を行うことはできません。




探偵は、主に警察が介入できない不倫などの民事関連の調査を行う事が多いです。

探偵が行う調査の種類は多岐に渡りますが、主なものを以下に紹介します。


  • ☑ 浮気・不倫調査…婚約者の身元調査、配偶者の浮気調査など
    ☑ 行動調査…従業員の不正、就業規則違反調査など
    ☑ 行方調査…親族や債権者などの捜索、ペット・家出人探しなど
    ☑ 信用調査…取引先の経営状態調査、個人の不動産など
    ☑ 盗聴器・盗撮器…盗聴器・盗撮器捜索、ストーカー対策など


いろいろな調査の依頼が来ますが、実際は8割が浮気調査だったと思います。

浮気調査の張り込み、これに耐える忍耐が一番必要だと思います。



探偵に向いてると思うタイプ


●忍耐力がある

わたくしの探偵人生で一番辛かったのは、やはり浮気調査の張り込みです。

コンビニの駐車場で車内から監視できるなんて楽な調査も稀にありますが、寒い雪国で雪の降る中、何店舗も朝まで飲み歩く対象者を外で震えながら何日も監視したなんて事もあります。

雪、雨、強風が吹こうが、一瞬を見逃さずに張り込まなくてはいけないのが探偵です。

調査員となると、こういった過酷な調査にも耐えうる忍耐力が必要となります。



●臨機応変な対応力、判断力

対象者にバレてしまっては元も子もないのが調査です。バレたら最悪は調査終了、口コミなどのお店の信用問題にも直結します。

どうやったらバレないのか、その場その場に応じて的確な対応をしなくてはいけません。

例えば、マンションの前に人がずっと立っているのが不自然だと思ったら、不自然ではないように作業員に変装したり、ジョギングをしながら近所の住民になりきったり、いろいろな対応が必要です。
対象者にバレてもいけませんが、不審者だと思われたら近所から通報される事もあるからです。

また、これ以上の追跡はバレそうだと思ったら、無理な追跡は止めるといった的確な判断や、対象者の行動にとっさにどう対応していったら最善なのかを考える判断力が必要です。

調査中は、対象者がいつどんな行動をとるか予測できないことがあります。そこでの対応力、判断力が調査の結果に繋がるからです。



●コミュニケーション能力

聞き込み時などには、怪しまれずに上手く聞き出すコミュニケーション能力が必要です。
また、実際に営業所でお客様から相談を受け、契約となってくるとコミュニケーション能力が必須となります。

探偵に良いイメージがあるお客様は余りいません。そのイメージを払拭し、信頼してもらはなくては契約とならないのが現状です。

調査料金は決して安くはありませんので、お客様の納得する方法を提案し、不倫などの場合には精神的なサポート、アフターケアも必要となる場合もあります。
お客様人よっては毎日のように電話がきて、たくさんのお悩みを相談された事もあります。柔軟に対応ができ、依頼者に一番良い提案ができると良いでしょう。



●情報力・資格

情報力は多ければ多いほど役に立ちます。

まず営業所の周辺の事は熟知していた方が動きやすいです。ラブホテルの情報であったり、不倫で使われがちなお店などは追跡時に役立ちます。

SNSなどから情報が出てくる事もありますので、基本的なSNSは使いこなせなくてはいけません。出会い系サイトなども不倫で使われる事が多いので、依頼者から相談を受ける場面でも把握していた方が良いでしょう。

車での追跡もありますので、普通自動車の免許は必要です。
バイクの免許もあると便利な場面もありますので、出来れば持っていた方が良いでしょう。

 

 


2021年12月14日